雪景色のなかを勢いよく煙を出しながら走る蒸気機関車の姿は、誰もが一度は撮影してみたい被写体です。

力強いSLの写真は撮影できただけで、十分に満足できるという方も多いかもしれません。

でも、そこにちょっとした補正を加えると、蒸気機関車はますます活き活きとして見えてきます。

補正を加えているのにより自然に見える。写真全体も活き活きとしてくる。ペンタブレットでできるそんな広田流のちょっとした補正テクニックをご紹介します。


撮影したままの写真
完成した写真

ペンタブレットで加工すると、写真が活き活きとしてくる。


Photoshop(※)上で、「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」でダイアログを出す。
真ん中のスライダーを左に移動させて、全体を明るくする。
※画面のバージョンはCS3になります。CS、CS2、Elements等の各バージョンでも同様の操作が可能です。

ペンでダイアログを選択し、スライダーを動かす。



「なげなわツール」を選択。蒸気機関車の明るくしたい場所を選択する。
選択する際はあまり神経質にならなくていい。ペンを使っておおまかになぞって選択する。


補正をかける前に、境目がはっきりわからないように選択範囲の境界線をぼかす作業をする。
「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「境界をぼかす」でダイアログを出し、「ぼかしの半径」に数字を入れる。
※ここでは「ぼかしの半径」は「77」にしている。


クイックマスクモードに変更して、選択範囲と境界のぼかし具合を確認する。


「イメージ」→「色調補正」→「トーンカーブ」でダイアログを出し、プレビューを確認しながら、線グラフの真ん中あたりを上に持ち上げて選択部分を明るくする。



「なげなわツール」を選択し、ペンでヘッドライトの輪郭をなぞっていく。


トラックパットを使って、ヘッドライトを加工しやすいように写真を拡大する。


トラックパットを操作



Spaceキーを押しながら、ペンで画面を動かす

Spaceキーを押して、「手のひらツール」を選択。
加工しやすいようにペンで画面を動かす。
※Intuos3のファンクションキーには「手のひらツール」が割り当てられているので、ここを押すことで画面を移動することができる。


Spaceキーに割り当てられているボタン押す


「なげなわツール」はShiftキーを押しながら操作すると選択した範囲を増やすことがき、Alt(MacではOption)キーを押しながら操作すると選択範囲を減らすことができる。
※これらはデフォルトでIntuos3のファンクションキーに割り当てられている。
ここを押しながら行なうと、キーボードに触れずにタブレットの操作で直感的に微調整ができる。

Shiftキーを押しながら、2つめのヘッドライトを選択する。


Shiftキー


選択範囲の境界がわからなくなるように、「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「境界をぼかす」でダイアログを出し、「ぼかしの半径」に数字を入れる。
※ここでは「ぼかしの半径」は「7」にしている。


ヘッドライトを明るくするために「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」でダイアログを出し、ペンでスライダーを左右に移動させながら補正値を決める。
※ここでは「明るさ」を「+55」に、「コントラスト」を「-21」にしている。


「なげなわツール」で明るくしたい部分を選択する。
ペンを使って思い通りになぞっていく。


選択した部分との境界をぼかすために、「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「境界をぼかす」でダイアログを出し、「ぼかしの半径」に数字を入れる。
※ここでは「ぼかしの半径」は「27」にしている。


「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」でダイアログを出す。
ペンでスライダーを左右に移動させながら、明るくしていく。


   

蒸気機関車の煙のような細かく複雑な部分を選択する場合にはペンタブレットを利用するのが最適。ペンを使えば、絵を描くように選択することができる。


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