デザイナーに憧れて
ただ、クリエイターといってもさまざまな仕事がある。なかでもハイジさんが興味を持ったのがデザイナーという職業だった。Webデザインやデザイナーという言葉を知ったのは、Webサイトを運営するようになったから。やがて、高校生や大学生になってデザインという仕事の内容が具体的に見え始め、その気持ちは確固たるものとなっていく。
しかし、ずっとイラストも描いてきたハイジさん。それだけの画力や実績があるならイラストレーターという道もあったのでは?という問いに「今考えるとイラストは趣味のようなもの。継続的にするのであればデザインがいい。デザインはその作業に意図や意味があるのがおもしろい。誰かのために、あるいは必要とされるものを作りたい」という思いが強いのだという。アートだと個人の思いや感情を表現するだけで終わってしまうこともあるが、デザインであれば、それを必要とするクライアントや商品があり、社会の中で評価され続ける、そんなところに惹かれるのだという。
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作品名:paper-shring
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ペンが壊れるほどFAVOを使い続けた
さて、そんなハイジさんとペンタブレットとの付き合いは? 中学生の頃、ネットでイラストを発表するようになり、ネットで交流している人の作品がペンタブレットで描かれていて、それらの作品に触発されFAVOを購入したのが始まり。実際使い始めてみると、やはり思い通りに操作できると感じ、以来7年ほど、途中でペンが壊れて交換するくらいそのFAVOを使い続けてきた。
そして2007年にCut&Pasteの本戦出場。この本戦出場者にはIntuos3が贈られる特典もあり、以来Intuos3や、さらには Cintiq 21UXも使うようになる。「私が使っているIntuos3はA4サイズなので小さな机で作業すると少し大きく感じますが、描く面が広いのはやはり描きやすいです。また、Intuos3のエクスプレスパッドは便利ですね。Photoshopでスクロールする際にspaceキーの手のひらツールを使用したり、Illsutratorでベジェを切り替える際のAltキー(optionキー)操作に使います。キー設定を自分なりに使いやすくカスタマイズしています」。
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ハイジさんは、Cintiq 21UXとIntuos3、どちらも使いこなす。写真は大学での制作活動の様子。
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頭で考えずに描けるのがペンタブレット
ハイジさんがよく使うアプリケーションはPhotoshopとIllustrator。Photoshopでは主にイラストを描いたり、 Illustratorではトレースなどでベジェを使う。また、絵を描いている最中にネットを見たくなったりしても、Intuos3のペンや付属のマウスでブラウザを操作する。ハイジさんにとってIntuos3はまるで手足のようだ。
イラストを描く際は主にPhotoshopでの作業となるが、特に気に入っているのは筆圧によるコントロール。「筆圧設定はよく使います。たとえば筆圧で色を変えたり、彩度を変えたり、また、筆圧の設定によって絵の具っぽく見せたりします。実は絵の具できちんと絵を描いたことがなくて、絵の具よりも先にデジタルでの表現を覚えたんです。だから、デジタルだけど絵の具のようなアナログの質感に憧れます。アナログの質感、アナログの筆の跡を再現できるのも Intuos3ならでは。そして頭で考えずに描けるのは、やはりペンタブレットの魅力ですね」。
インタビュー中、制作プロセスを再現したもらったのだが、ペンがタブレットの上で歌うように踊るようにリズミカルに跳ねていた。
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作品名:byobu-girl |