Intuos4

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2004年に設立された国内外のアニメーション映画、ビデオ、TVシリーズ作品を制作するアニメーション制作会社。日本ならではのアニメーション技術を3Dの分野に投入して、新しい3Dアニメの表現方法を追求した代表作「ネポス・ナポス」をはじめ、様々なジャンルの作品を創出している。代表作品はゴルゴ13(2008年)など。

Intuos3、Cintiq 21UX

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1999年に、観光と就職活動のためのポートフォリオを持って日本にやってきました。そのときに、初めてペンタブレットのIntuosを買ったんです。就職のほうはダメだったんですけど、ずっとほしかったIntuosを手に入れることができてうれしかったですね。現在仕事場では、Intuos3を使ってますが、そのときに買ったIntuosを、私はいまも家で大事に使っています。長持ちしますよ。

2004年から、アニメーション制作会社のアンサースタジオで働いています。鉛筆で描いた線をPhotoshopで取り込んで、Intuosで仕上げる──初めてIntuosを手に入れてからずっと、絵はペンタブレットを使って描いてます。筆圧感知機能がすぐれているし、すごく繊細なところまで表現できる。Intuosがなければ、いまの絵は描けないと思っています。

パトゥリ・フェルディナンド。あこがれの日本で、その才能をいかんなく発揮し活躍の場を広げるパトゥリ・フェルディナンド。家で、仕事場で、かたわらにはいつもペンタプレットがあった。

昔、友だちが、いつかモニターに直接ペンタブレットで描けるようになると言っていたことがあって、だからCintiqが発売されたときは感動しました。使ってみてもっと感動しました。一番いいのは、液晶モニターが回転するところですね。通常のペンタブレットだと、どうしても髪の毛とか線に方向性を持たせる必要があるときは、真っすぐなモニターに対して、からだの向きを変えながら描いていたので。あと、筆圧感知や読み取り性能もIntuos3と変わらないし、反応もすごくいい。液晶パネルの角度が簡単に変えられるところも気に入ってます。直接液晶に描けるから、本当に紙に描いているみたいで、気持ちがこれまで以上に絵とつながる。Cintiqを使うことで、もっと、もっと、描くことに未来を感じました。

Cintiqを使って、Intuos3のいいところもわかりました。両方あればベストです。Intuos3で背景などのストロークの大きな線を描いて、キャラクターなど繊細さが必要とされるものをCintiqで直接モニターで描く。そんな使い方ができれば、自分のこれまでのやり方を変えずに、しかももっと効率的にやれる。絶対に鉛筆でしか描かなかったベテランのアニメーターたちがCintiq を試して、「これ使いやすいね。すぐに絵コンテも描けますよ」って。彼らは生まれて初めて、液晶タブレットを使ったんだと思いますが、鉛筆の世界でずっと生きてきた人たちにとっても驚きだったようです。

それと、Cintiq 21UXは画面の大きさが素晴らしいですね。見やすいし、作業するのにもすごく安定感がある。あとは、エクスプレスパッドのキーがもう少し増えるとうれしいなと思います。

16歳のときに、『APPLESEED』のマンガを読んで、初めて・日本・を意識しました。「AKIRA」は映画ではもの足りなくて、マンガを全巻買って読みましたし、そうやって日本のアニメやマンガに親しんでいくうちに、それらが生まれた日本の文化や歴史に興味を持つようになったんです。それで、高校の終わりぐらいから日本語の勉強を始めました。日本語のマンガやアニメが少しずつわかるようになるにつれ、もっともっと日本を知りたくなりました。

アンサースタジオで、あこがれだった2DCGの道も開けました。アンサースタジオはすごくきれいな3DCG作品をつくっていて、そこにひかれ、CGIアーチストとして入社したんですが、いろんなチャンスを与えてくれたおかげで、仕事の分野が広がり、私のスキルも上がっていきました。だから、これからももっといろんなことを、私に要求してほしいと思っています。

アンサースタジオに面接に来たときに、「AKIRA」の美術をやった人がいると聞いて、感激しました。私にとって、宮崎駿さんと大友克洋さんは神様のような存在です。彼らを目指して頑張りたいし、そんな神様たちがいる日本で、いまやれてることがすごくうれしい。宮崎さんはジブリで、私はアンサースタジオだけど、一緒につくっているって気がするんです。すごく自分が誇らしいです。宮崎さんや大友さんと同じ時代に、同じ日本で、同じアニメーションという世界で生きている人間だってことが。


1977年カナダ生まれ。幼い頃よりアニメーションやマンガを見て育つ。大好きな日本のアニメーション作品やマンガのルーツを探るうちに、日本文化に興味を持ち、日本語の勉強を始める。大学でデザイン、イラストなどを学んだのち、デザイン会社に入りイメージボード作成を担当。同時にフリーで、イラスト、パッケージデザインなども手がける。2000年に来日しWebデザイン会社に就職。ゲーム会社を経て、2004年CGIアーチストとしてアンサースタジオに入社。現在はデザイナーとして、キャラクターデザインなど2D分野でも幅広く活躍。テレビシリーズ「ゴルゴ13」(08)のエンディングアニメーションを手がけ注目される。

テレビシリーズ「ゴルゴ13」
(C)TAKAO SAITO,SAITO PRO/GOLGO 13 SYNDICATE,TV TOKYO 2008


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